海外に多いベジタリアンやビーガンなどの菜食主義者ですが、外国人観光客の増加にも伴い、日本国内でもこれからどんどん菜食需要が増していきます。
海外からのゲストのに応えるべく、「菜食メニューを作ろう!」と意気込んだはいいものの、一体どんなものを作ればいいのやら…。
そんな時に便利なのが、海外のビーガンシャフたちのインスタグラムアカウントです。
バリエーションに富んだ菜食メニューが盛りだくさんで、あなたのビーガンレシピ考案もぐっと簡単になること間違いなしです。
今回は、世界中から集めたビーガンインスタグラマーTop10をお届けします。
目次
1. 菜食カフェを3店舗運営!大人気の@deliciouslyella
まず、一人目の菜食シェフは、ロンドン在住のエラ(Ella)さん。
彼女のインスタアカウント@deliciouslyellaは、なんとフォロワー数が110万人を超えています。
ロンドンで超有名な菜食家
エラさんは、自身のレシピ本も出版しているだけでなく、プライベートブランドのエナジーフードなども販売しています。
さらに、ロンドンで自身のビーガンカフェを3店舗運営していて、菜食界では超がつく有名人です。
病気の経験から菜食を始めたエラさん
実はエラさんは、二十歳の時に病気を発症してしまいましたが、ビーガンの食生活によって劇的に体調が回復するという経験をしました。
その経験から、もっと多くの人が菜食生活を楽しんで実践できるようにと、美味しく体に良いだけでなく、見た目も美しいレシピをたくさん紹介しています(レシピ詳細はウェブサイトに)。
ロンドントップレベルの菜食レシピを提供するエラさんからも、たくさんのインスピレーションがもらえること間違いなしです。
2. 全て材料10種以内!ミニマリストの@minimalistbaker
次にご紹介するビーガンシェフは、@minimalistbakerさん。
長年ビーガンライフを続けるダナ(Dana)さんは、毎日新しいオリジナルレシピを掲載してくれています。
シンプルなミニマルスタイル
「物は少ない方が幸せ」というミニマリスト(Minimalist)をコンセプトに、どのレシピも10種類以下の材料しか使っていません。
さらに、ダナさんの料理は全て30分以内に出来上がってしまいます。
にも関わらず、信じられないほどクオリティーの高い美味しそうな写真ばかりで、驚きです。
レシピ詳細はウェブサイトに
英語にはなってしまいますが、レシピ詳細はダナさんのウェブサイトからチェックできます。
現在インスタグラムのフォロワーは驚異の87万人。これからも、彼女のミニマル菜食レシピから目が離せません。
3. 人気レシピサイトも運営!ハイクオリティーの@ohsheglows
次に注目なのが、2児の母でもあるアンジェラ(Angela)さんのインスタ、@ohsheglows。
月間200万近いPVを誇る菜食サイトを運営していて、海外の菜食家、特に主婦層から大人気です(ウェブサイト)。
ビーガンで摂食障害を克服
アンジェラさんはもともと、摂食障害の症状に悩まされていましたが、ビーガンとして食生活を見直すことで見事克服しています。
そんな彼女がレシピブログを始めたのは2008年のこと。それから10年近く発信してきた数々のレシピをまとめた書籍は、ベストセラーにも選ばれています。
ハイクオリティーなレシピの数々
フォロワー57万人以上のアンジェラさんのインスタグラムには、美しく、見ているだけで癒されるような菜食料理ばかりで、メニュー考案のインスピレーションが受けられること間違いなしです。
4. 美しすぎるビーガンスイーツ多数!注目の@tropicallylina
ニューヨーカーのリナ(Lina)さんのインスタアカウント、@linasaberからも目が離せません。
フォロワー数は51万人を超え、今現在も日に日に伸び続けています。
オリジナリティーに富んだビーガンスイーツ
色とりどりのフルーツを使ったリナさんのスイーツレシピはどれもフォトジェニックで、若い女性を中心に大人気です。
「インスタ映えするデザートを作りたい!」と思った時には、リナさんからのインスピレーションが必ず役に立ってくれるはずです。
レシピ本も販売中
100種類を超えるビーガン料理を掲載したレシピ本も販売しています(ウェブサイト)。
また、2018年1月には、ビーガンデザートレシピに特化したアプリ、@nicecreamもリリース予定です。
5. 素材にこだわるオーガニック菜食!@organicveggiemama
次にご紹介するのは、米フロリダ州在住のジェシカ(Jessica)さんのアカウント。
素材にもこだわり、オーガニック食材を使ったバラエティー豊富なレシピを掲載していて、30万人近くのフォロワーがいます(@organicveggiemama)。
素材を生かしたホールフーズ
素材を丸ごと使うホールフーズ(Whole Foods)もジェシカさんのテーマのひとつで、手軽でありながら健康に良く、かつ見栄えもいいレシピが多数です。
主食からスイーツまで、幅広いビーガン料理を作ってくれていて、素材を生かしながら「こんな見せ方もあるんだ!」という発見が得られるかもしれません。
6. フォトジェニックすぎるベジタリアン!@lumadeline
サンフランシスコ在住のマデリン(Madeline)さんのインスタ(@lumadeline)も、フォローしておきたい菜食家の一人です。
料理ブロガー&写真家として活動するマデリンさんは、自らが作ったベジタリアン料理のみならず、家族の写真や、旅先での風景まで、毎日美しい写真を見せてくれます。
料理だけでないライフスタイルチャンネル
マデリンさんのインスタは、ライフスタイルチャンネルなので、料理以外の写真も多いですが、見ているだけで素敵なインスピレーションをもらえる写真たちです。
写真家なだけあってどの投稿もかなりハイセンスで、メニュー用の写真撮影の時などにも参考にできるかもしれません。
卵・乳製品OKなベジタリアン
ちなみにマデリンさんはビーガンではなくベジタリアンで、卵や乳製品(チーズなど)を使用するレシピです。
インスタのフォロワー数は38万人で、菜食界隈では注目の存在です。
7. 世界一健康!?ビーガンジャンクフードの@nomyourself
世界一健康と噂されるジャンクフードを教えてくれるのは、アメリカのメアリー(Mary)さんです(@nomyourself)。
ハンバーガーやピザ、フライドチキン、さらにはドーナッツまで、普通なら食べるのに罪悪感を伴う食事を、ビーガン(植物だけ)で作っています。
ジャンクフードの常識を覆す
もちろんジャンクフードだけでなく、サラダなども掲載しているメアリーさんですが、ビーガンになっても「美味しいものを食べ続けたい!」と願う若者たちから人気を集めています。
菜食メニューコンサルタントとしても活躍
メアリーさんはネットでの情報発信のみならず、レシピ本を出版したり、レストランの菜食メニューコンサルなどもやっています。
メニュー開発の知見の深いメアリーさんからも、目が離せません。
8. 菜食をもっと簡単に!NYの@brusselsvegan
ニューヨーク在住のビーガン、キム(Kim)さんのインスタアカウント、@brusselsveganも注目です。
健康的で楽しい菜食実践をサポートするオンラインサービスも運営するキムさんのレシピは、難しすぎず、かつ、舌も満たされるものが多いと評判です。
ビーガンレシピのメガアカウントも運営
キムさんのフォロワー数は16万人とそれほど多くありませんが、130万フォロワーを誇るビーガンレシピのアカウント、@bestofveganも運営しています。
このアカウントでは、様々なビーガンインスタグラマーの投稿を集め、レシピと一緒に紹介しています。
こちらも一緒にフォローしておけば、必ずいいアイディアが浮かんでくるでしょう。
9. 注目度急上昇の菜食栄養士@plantbased_pixie
次にご紹介するビーガンインスタグラマーは、イギリス在住のピクシー(Pixie)さん。
運営するライフスタイルチャンネル@plantbased_pixieでは、ベジタリアン(卵・乳あり)メニューを掲載しています。
栄養学に基づく菜食メニュー
栄養学を大学院で学んだピクシーさんが考案するレシピは、見た目の美しさだけでなく栄養バランスにも長けています。
健康的でバランスのとれたライフスタイルを世に発信することをモットーに、栄養士&シェフとしても活躍しています(ウェブサイト)。
インスタフォロワーはまだ12万人程度と多くはありませんが、これからが楽しみな菜食シェフの一人です。
10. ロー・ビーガンのパイオニア@livepurejenna
次にご紹介するのは、ジェナ(Jenna)さんのインスタアカウント、@livepurejennaです。
ジェナさんはビーガンといっても、火を通さない生の食材だけを使うロービーガン(Raw Vegan)で、インスタには綺麗に盛り付けされたフルーツやお野菜でいっぱいです。
インスタ映えするフルーツの数々
ジェナさんのインスタの特徴は、何と言ってもその綺麗な盛り付けです。
彼女のレシピを参考にすれば、女子受けする可愛いデザートも簡単に思いついてしまうかもしれません。
11. シンプルかつ独創的!本格派シェフの@mississippivegan
11人目になりますが、ニューヨークのティム(Tim)さんのビーガンアカウント、@mississippiveganも要チェックです。
ティムさんは15年以上ビーガンで、6年前に本格的にビーガンシェフとしての道を歩み始めてから、インスタグラムやユーチューブでもオリジナルレシピを紹介しています。
カメラワークにも注目
ティムさんは、学生時代はカメラなどのスタジオアートを専攻していたこともあって、レシピのアイディアだけでなく、写真がとても美しいのが印象的なアカウントです。
まだフォロワー8万人程度のティムさんですが、2018年には自身の料理本を出版する予定で今後の活躍が楽しみなビーガンシェフの一人です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
菜食の料理を考えようと思っても、特にビーガンなどは原材料の制約が厳しく、なかなかハードルが高く感じてしまいがちです。
ですが、今回紹介した11のインスタグラムアカウントをフォローしておくだけで、毎日様々な種類のビーガン(ベジタリアン)レシピがチェックできます。
レシピが英語だったり、本を購入しなければ詳細がわからなかったりするケースもありますが、レシピをそっくりそのまま再現できなくとも、菜食メニュー考案のためのインスピレーションを受けるには非常に役立つインスタグラムです。
皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。